建築業界には工事や力仕事をイメージされることが多いですが、施工管理や事務、維持管理など実際にはさまざまな職種があります。
最近では建築におけるデジタル技術の進化により、建築業界でもIT技術を活用した仕事が増えてきています。
この記事では、建築業界における主な職種について、仕事内容や転職に役立つ資格を解説します。
建築業界に興味がある方や、将来建築業界で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
建築業の職種は多岐に渡る
建築業界には工事や力仕事などをイメージできますが、一般的に、建築会社には建築物の建設を請け負うゼネコン（建設業者）や設計を行う設計事務所など、様々な種類があります。
以下に、建築会社の主な仕事内容をご紹介いたします。
施工
建物の施工は、建築会社での主な業務の一つです。
施工には、基礎工事、構造工事、外装工事、内装工事、設備工事、電気工事、塗装工事など、多岐にわたる作業が含まれます。
また、土地の調査、地盤の調整、基礎工事、壁、天井、床などの工事が含まれ、建築材料の購入や現場管理も行われます。
多くの場合、協力会社や職人との調整が必要です。
施工管理
施工管理部門の具体的な仕事内容は、工程管理・原価管理・品質管理・安全管理があり、現場作業員の指示・監督を行います。
クライアントや設計者との調整も重要な業務の一つであり、予定通りに進むよう、全体を把握することが求められます。
◆関連する資格 :「建築施工管理技士」
設計
設計部門は、どのような建物にするのか、行政機関や施主などの発注者のイメージを書類や会話から探り、図面に書き出す仕事です。
具体的には、建物の機能や用途、構造、材料、環境、デザインなどを考慮し、図面や設計書などの文書にまとめて形にします。
建築物の外観や内装のイメージを提案するなど、お客様の要望からオリジナリティを加えることで顧客満足度が上がり、建物が出来上がる感動を味わえるのが醍醐味となるでしょう。
設計段階では予算や時間、法的要件などの制約も考慮され、設計には一般的に、CAD（コンピュータ支援設計）という設計ソフトが活用されています。
◆関連する資格 :「一級建築士」
営業
営業部門は、クライアントに対して自社の持つ実績や技術、強みなどを提案し、ユーザーに建物を購入していただけるように働きかけます。
つまり、クライアントと現場の橋渡しの役割を担っていることになります。
事務管理
事務管理部門は人事や総務、経理などの幅広い業務を担当します。
業務内容は電話やメール対応から伝票や請求書の作成や管理、来客対応、事務用品の補充など多岐に渡ります。
その他
建築会社は、上記以外にも様々な業務があります。
例えば、土地の調査や、建築に関する法律や規制についての調査・アドバイスなどです。
建築業の仕事は地域社会に貢献している！
建築業界には、建物に関連する幅広い仕事があることが分かりました。
仕事の厳しさから離職率が高く、人手不足な業界ですが、地域社会の発展を支える分野のため、やりがいを感じられるでしょう。
少しずつ仕事を知っていき、部署異動などで他の仕事を経験できる可能性もあります。
まずは仕事内容を詳しく知り、自分がどんな仕事をしていきたいか、検討してみましょう。
弊社（株式会社スカイフィールドコーポレーション）は、池袋を拠点に一都三県で活動しております。
建物を建てることが初めての方にも手厚くサポートしておりますので、お気軽にお声がけください。
